講演会紹介
谷ノ上朋美講演会
「わたしらしく、自分らしく」
「ひとり芝居の内容はすべて私の一部です。」
谷ノ上朋美が舞台を通じて伝えたいこと。
「自分を認められない」苦しみを手放して「自分らしく生きる」と決めたとき、
本当の意味で幸せに気づくことができる。
自らの生い立ち、経験、挫折、出会った人々の苦しみ、そんなたくさんの出会いと経験から教えてもらったことをありのままに語ります。
10代の学生から70代の高齢者まで、幅広く聞いていただけ「生きづらさを感じる毎日から一歩踏み出せる」そんな気持ちになる講演会です。
ご鑑賞いただいたお客様の声
お話を聞いている途中で何度か目頭が熱くなりました。病院で重病の患者さんの話や、谷ノ上さんがお芝居を再開した時、他人にどう思われてもいい、自分がやりたいことをやるんだ、というお話。心が動かされました。また、話し方がとても良かった。よく通る声、間の取り方、声の大きさ、表情。こんなに聞きやすいお話はなかなか無いと思います。
今日ここに来れたことが、わたしも自分らしく生きてゆこうと思えました。ありがとうございました。同じ人生ではなくても、色々とリンクすることも多く、自然と胸が熱くなりました。感謝です。(50代)
自分の心のもちようで人生が決まるという言葉にひびきました。声をだしたり、風船をふくらましたり、感動したりと、あっという間の2時間でした。妊活がんばります。本当にありがとうございました。宇陀市の劇も感動しました。(40代)
すごくよかったです。すぐ忘れてしまいますが、恒常性がある戻ることも仕方がないけど、何度もくり返して聞いてまた自分らしくでよいのだと思えました。悲しいときは上を向いていきます。私らしく何をしたいのか見つからないのですが、あせらず自分と向き合っていきます。ありがとうございました。(50代)
身内との人間関係のもやもやを抱えていたので、まさにドンピシャでした。吐き出したら、とってもいいことがありそうなので、言える人に遠慮せず吐き出そう、そのあとで感謝をわすれないようにしようと思います。ありがとうございました。(50代)
自分の生い立ちから今までを振り返り、改めて今自分があることに感謝しました。自分のありのままで少しでも人の支えになれるように生きていきたいです。ありがとうございました。(40代)
日頃うしろ向きになってしまうことがあります。自分のことを役に立たない、つまらない人間だと思ってしまうことがあります。今日のお話で生きていくことの意義や誰かの役に立てるんだという自信をすこし持てました。(50代)
ありがとうございました。感謝の循環の意味を知りました。にせでなく。そんな思いをもてるキカイを増やしたいと思いました。(50代)
自分がこの年齢になって感じる様になった事を、後押ししてくれた気がしました。ありがとうございました。(40代)
主催者様の感想
自らの生い立ち、俳優をめざし、全国に人権問題をテーマに公演活動された経験、27歳での自己嫌悪、挫折、30歳のからの「人の役に立ちたい」と看護師として活動、そして、自己嫌悪、そこから不妊カウンセラーとして活動する中で、「自分らしく生きること」の大切さをみつける、そのことをより多くの人に伝えたいと、演劇活動を再開されるまでを臆せず、明るく、時には目に涙しながら語られる講演は、受講された市民のみなさんのこころにしっかりと伝わるものがありました。
今回のEセミナーは、「困難な時代をどう生きるのか」でしたが、テーマに応えていただいた内容でした。「自分を大切に思うこと」、ちょっと考え方を前向きに変えるだけで、生きづらさを感じる毎日から一歩踏み出せるような気持ちになる講演でした。
谷ノ上朋美さん、ありがとうございました。
(2020.10.15講演 大阪府守口市人権室・志鎌克巳さま)
失敗してはならない、常に前向きでないといけない、それが実践できない自分はダメ人間、そうしたプレッシャーから生きづらさを感じている生徒も少なくないと思います。「一つや二つ、できないことがあって当たり前。そんな自分を愛おしく思おう!」
全身で発するメッセージが、生徒の胸に響いたようです。私自身もしっかりと受け止め、生徒と向き合いたいと思います。
(2020.10.23講演 京都府立海洋高等学校 木村嘉宏校長)